三条市の観光事業について

若年層の転入促進

三条市は若年層が職業選択が出来ることで転入を促すことが出来ると考えている。下田郷の豊かな自然やものづくりのまちとしての歴史・文化に加え、充実した情報通信環境などの様々な魅力を活用することにより新たな産業の創出を促進し若年層の転入を促進したい。とのこと。

活動内容と結果と感想

活動内容と結果

・豊かな自然を活かした産業の創出では、昨年に引き続き、近年のアウトドア・アクティビティの人気の高まりなどによりアウトドア・アクティビティによる雇用者数の目標を達成できた。

・IT系企業のサテライトオフィス誘致については、新潟県主催のオンラインイベントに参加し関心を示した企業に対して継続的に誘致活動を行ってきたが、誘致には至らなかった。今後もこれまでに関わりを持つことができた企業への誘致活動を継続して行いながら、誘致の実現を図っていく。


・観光産業の創出では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、各種イベントの中止や規模縮小を余儀なくされたものの、下田郷の豊かな自然を前面に打ち出した観光プロモーションを強化した結果、キャンプや釣りなどのアウトドア・アクティビティを目的に訪れる観光客が昨年よりも増加した。

・ものづくり観光入込客数については、昨年同様に「三条クラフトフェアin槻の森」や「燕三条 工場の祭典」などの大型イベントの中止や規模縮小が影響し、令和元年度の水準に戻すことはできなかった。しかし、教育旅行(修学旅行)のニーズを受け、新たに観光サイト内で教育旅行の受入が可能な市内事業所をまとめたWEBページを設け、教育旅行の受入相談窓口を設置したことで、昨年度よりも観光入込客数が伸長した。

・外国人観光客数については、令和2年度から引き続き、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に伴う渡航制限の影響を受け、目標を達成できなかった。

感想

・観光客の目標値や実績値がどうやって計測したのか不明。新潟県が測定している観光客数のデータは八木鼻温泉と漢学の里の人数は計測しているが下田地域という計測はされていない。どういうやり方で観光している人を計測しているのかわからないと数字の信ぴょう性がわからない。ものづくり観光客は実績値を地場産で20万人近く毎年来ているし、工場の祭典から5万人規模の人員があることから実績値はこの二つで計上している気がする。しかし目標値などの60万人の人数がどうやって計上するつもりなのかいまいちわからない。

・アクティビティ雇用者数を増やしたとあり目標が21人とあるが人数の目標を達成すると若者の転入が促進される取り組みなのかが疑問。21人で何をさせてどんなサービスを提供すると、若者がこの土地に住みたいというマインドになるのかストーリーが気になる。来年もまた来よう程度の感想は転入促進にはつながらない。

・サテライトオフィスの誘致については、その企業に対して三条市で仕事をすることが、どんなメリットがあるのだろうか。新潟市や長岡市の方が生活しやすいし新潟市なら車がなくても困らない。情報系の会社より東北方面にサプライチェーンの少ない農業法人に企業誘致したほうが農業に強みを持ちたい三条と秋田や山形などに野菜を供給したい農業法人に対してウィンウィンになる交渉が出来るのではないかと思う。

・観光PRがうまくいって釣りやアクティビティで観光客が増えたのか疑問。スノーピークのネームバリューでキャンプ場に人が来ただけな気もする。計測方法が明記されていないため推測でしかないが。

・ものづくり観光数では、県内の学生の社会科見学にニーズを見つけたのはすごいと思った。

まとめ

観光客の増加など計測が難しい。自分も報告書を書くときに実績をエビデンスもないのにこじつけたりしてよく上司に怒られたのでそれと同じ匂いがしていまいち納得のいかない結果だと思った。

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