地域の素材で作るテロワール日本酒「津南醸造株式会社」

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津南醸造株式会社で作られた日本酒は、設立された背景から地域性が現れた日本酒になっている。味は淡麗でふくらみのある旨味、後味はキレがある。数々の賞も取っている酒蔵。

地域性のあるテロワール日本酒

津南醸造株式会社は、高度成長期に農家離れが進むことを懸念して作られた酒蔵です。夏は酒造好適米である五百万石を作り、冬は日本酒を作る。米作りから日本酒造りまで一貫している酒蔵になります。

また、職員も地元の人間を雇用していることから米から職員に至るまで地元にこだわった酒蔵になります。

特徴

  • 有数の豪雪地帯にある酒蔵で、酒造りをする冬は低温多湿を一定に保つので微生物をコントロールしやすい。
  • 仕込みに使う水は日本の名水にも選ばれている「超軟水」。軟水で作る酒の特徴はまろやかで甘口になりやすい。ちなみに硬水はミネラル豊富で発酵が進みやすく辛口になりやすい。香水の方が酒を作りやすかった。
  • 酒米に酒造好適米「五百万石」を使用。昼夜の寒暖差が激しい土地から心白が大きいという特徴がある。「五百万石」は淡麗ですっきりした味わいになる。

代表銘柄

霧の塔

アルコール度 15.5%

日本酒度 2

酸度 1.3

  • 淡麗旨口の傾向、穏やかな香りで優しい口当たり。五百万石で作るから淡麗よりで、超軟水で仕込むから優しい口当たりになるのかな?

まとめ

地域性のあるテロワール日本酒を作る津南醸造株式会社でした。地域の米や水、気候が作る日本酒にしっかり表れているいい酒蔵です。

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