これから人を入れて農業を本格的にやるなら将来を見据えた形にデザインできないものかと思ってしまう。農業と畜産とを循環させて利益を出すのはどうすればいいのだろうか。
三条市として一から農業を始める強み
少子高齢化で農業のやりては大幅に減少している。10年前は9,000人した農業従事者は、今は半分近く減少した。農業人口を増やすには三条市に移住してもらう方法と兼業農家を増やすことが考えられる。
これから人を呼んだり、副業として兼業農家を増やす政策をするなら一からシステムを作り上げることになる。どうせやるなら変わったことが出来ないものかと思う。
一から始めるなら効率的な配置だったり循環することが出来るように農業と畜産を循環して、販売までのものの動線を考えた配置をすることもできるのではと思う。
すでに出来上がったシステムを作り直すのはコストだが、一から作れるなら効率の良いシステムを作り上げることが出来る。
どうやって循環させる
牛は草とかを食べて、糞をする。糞や石灰を畑にまいて野菜を育てて収穫をする。
そこで育てたものでBBQをしたり、すぐ近くにある直売所に納品する。地元に還元して得た利益で新しい設備を導入して効率をどんどんあげて行く。
循環出来たらとても理想的な環境だと思う。
効率を考えると難しい
・米の藁の利用法をどうするか?藁を牛に与えてもタンパク質や脂質も与えないといけないので、玄米とかを与えるといいらしい。人間が食べる分と牛に与える分のバランスが難しい。
・必要な牛糞はどれくらいか?例えば畑一反賄うのに必要な牛糞を確保するのに牛はどれくらい必要なのか?
農家と牛舎、畑が全て利益が出る規模で組み立てないといけない。
牛を何頭育てれば利益が出るか逆算する。そこが決まったら、牛糞を確保できる量が決まるので畑のスケールが決まる。同時に食料の量も決まるので田圃の大きさも決まる。
循環させるノウハウが出来れば、それを最小スケールとしてどんどん増やせる。
まとめ
地域で循環させる農業の需要は高くなっていくと思う。
円高や円安など外国の環境で輸入や輸出の金額が変わる。畑の肥料や家畜の餌の値段が前後することで維持費が変化する。為替の影響で廃業する人も多いかもしれない。
経済状況に左右されない農業も考えないといけないかもしれない。地域で完結する農業を。
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