勤めていると営業目標を当たり前のように設定される。前年比売上2%増。
しかし、ふと思ったのが市場が成長していないなら毎年売上を増加するのは難しいのではという疑問。
成長していない市場で売上を伸ばしているのは、いずれ限界が来そうなものです。
僕が住んでいる新潟県三条市の市場はどのように変化しているのか調べてみます。
市場の大きさを調べてみる
まずは三条市のGDPを調べてみる。
ニュースでよく聞く言葉だが、経済規模を図る言葉らしい。この数字の推移を調べれば市場の変化を知ることができる。
大きくなっているのか、小さくなっているのかで三条市が成長しているのか衰退しているのか知ることができる。
GDPについて少し調べる。
これは日本語では「国内総生産」というらしい。
・生産されたものやサービスの合計を言うらしい。
・全部の会社の数字を合計すると重複するものも入るのでそれは除外。「付加価値額の合計」とも言われる。
・付加価値額の合計の算出は3通りある。生産した時の合計額、企業が支払った給与などの合計を算出したもの、消費者が支出した合計です。それらは大雑把には同じ金額になります。
・企業が海外の工場などで得た付加価値額は計上されない。
三条市のGDPは新潟県のHPから調べることができます。推移は以下になります。単位は「百万円」です。
表を見てみると、大きな数字の変化がないので、三条市の経済はほとんど成長していないと言えます。
製造業の総生産を見てみる
三条市の産業は、製造業が30%近く占めています。しかし、その金額は徐々に下がってきています。
原因はわかりません。
消費税の増税やコロナによる廃業かもしれません。しかし三条市の経済が伸びていない原因は大きな比率を占めている製造業が衰退しているからです。
製造業が活発になれば三条市も発展するかもしれません。
まとめ
・三条市のGDPはほとんど成長していないで横ばい
・三条市の市場は製造業は30%以上を占めている。しかし減少傾向
・原因は不明。消費税が増税したためか、高齢化による廃業か、コロナによる一時的なものか
原因はわからないけど、市場が成長していないのに会社の売り上げを伸ばすのは難しいと思う。成長している市場で戦わないと顧客の取り合いになり、徐々に無理な営業を行ってしまう。
伸びている市場で戦えば殺伐とした雰囲気にもならないのかなぁと考えてしまったぜ。
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