三条市の総合計画について読み解いてみる。読解力のない素人なので間違っていても許してください。
総合計画がこの先何を目的にどのように舵を取っていくか表明しているものです。
人口減少の理由が問題だから出生率を上げられるように住みやすい町づくりをする。といった具合です。
三条市の総合計画を見れば、どんな問題を抱えててどのように対処するか見えてます。
三条市総合計画が解決したい問題は人口減少
三条市が目指しているのは「豊かな自然に恵まれた 歴史と文化の息づく 創意にみちた ものづくりのまち」です。そこに向かうための問題点が人口減少であり解決していかないといけません。
日本は全国的に少子高齢化が問題になっているが、地方はより少子高齢化が進んでいます。少子高齢化に歯止めをかけずに放置すると三条市が将来消滅してしまいます。
自分たちの生まれ故郷を未来に残していきたい事から、若者の地方流出を減らす政策などを実施することで少子高齢化を防ごうとしています。
このような理由から三条市の総合計画では少子高齢化に伴う人口減少の問題に取り組んでいます。
三条市総合計画の実施計画
いろんな分野に対する果たすべき目標を設定しています。期間は8年間(平成27年~令和4年)で達成したい目標数値を目指しています。
つまり今年が三条市総合計画の最終年です。
政策の結果が気になるところです。
三条市の総合計画では大きく二つの点を謳っています。
・人口動態の改善
・少子高齢化社会への対応
日本全体で人口減少が進んでいるので、どんなに頑張っても人口は減少します。それを緩やかにして来るべき少子高齢化社会に対応するというものです。
人口動態の改善は、一番の問題点である若者の人口減少の改善と市民全体が長く住んでくれる町づくりの改善です。
少子高齢化社会への対応とは、憩いの場や情報収集などのコミュニティを形成する場をつくることと、社会インフラを形成することで精神的にも物理的にも分断されない社会を作ることです。
具体的な行動について確認します。
人口動態の改善
人口動態の改善に対する具体的な政策は4つに分かれます。
・若年層の転出抑制:高校卒業して市内に進学する
・若年層の転入促進:若者の就業機会を増やす。付加価値の高い仕事、新規事業、三条市としてのシティセールス。
・自然動態の改善:結婚して子供を産み育てる。出生率の増加。
・住みたい住み続けたいまちづくり:高齢者や若者などが住み続けたいと思える町づくり。子育て向け、労働者向け、高齢者向けの政策と、安全なまちづくりの政策。人口維持率の増加。
人口動態を改善すれば三条市の人口減少は緩やかになります。
人口減少が緩やかになることで少子高齢化社会を徐々に受け入れることが出来ます。気持ち的にも財政的にもです。
少子高齢化、人口減少社会への対応
少子高齢化、人口減少社会への対応については2つの政策があります。
・地域における暮らしの場の維持:市内から離れるにつれて、ぽつんと一軒家になりつつある集落がある。そこを維持するための政策とコミュニティを作る。
・社会インフラに関する価値観の転換:社会インフラを「新しくつくる」から「賢く使う」へマインドを転換してサービスを維持しつつ財政負担を減らす。また、既存の設備維持のため建設業などの仕事も維持する。
少子高齢化の社会に対応できるように、人のつながりを維持し、財政も配慮したサービスの維持が必要になっていきます。
このように三条市総合計画は、人口減少の改善をして少子高齢化社会においてもサービスを維持するような目的があります。
まとめ
三条市の総合計画についての目的を知ることが出来ました。
今度は具体的な行動と結果について調べてみるのもおもしろうかもしれません。
読み解き方は間違えだらけだと思うけど、知ることで未来がどのようになるのか予想できるかもしれないので引き続き調べてみたいです。
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