市民満足調査報告書はネガティブな結果で悲しい
市民満足調査報告書は三条市総合計画の各項目について「満足か」「関心があるか」ということを5段階で評価するものです。
関心から満足を引いて「正方向」に大きな差があれば優先度の高い項目であり、「負方向」に大きな差があれば優先度が低い項目になります。
対象は三条市に住んでいる18歳以上の男女。
人数は3,000人になります。
この調査結果を見てて面白かったので感想です。
質問に対して心当たりがない
質問に対して全く心当たりがない人がほとんどでした。
各項目の満足度平均がほぼ3未満でした。各質問、各年齢、各地域にてほとんど3未満です。
人間がアンケートに答えるとき、わかんないととりあえず真ん中に印をつけます。3未満というのは政策に実感がない人がほとんどで、そこから不満がある人が上回っているという状態だということ。
アンケートの結果から住んでいる人に政策の成果を届ける方法を改善しないと選んでもらえる地域になることは難しいと感じた。
政策を実感していないが関心がある。
高い関心として評価されたのが、地域医療とケアの充実、水害対策、子育てしやすい環境。これらは、イメージしやすい項目であり高い数値を出した。
三条市は水害を経験したことがあり関心が高い。地震関係もイメージしやすいことから高い数値であった。地域医療、子育てできる環境という項目も地震の悩みと密着していることから高い数値であったと思う。
まとめ
今度は個別で数値を見て吟味したいと思う。
ざっくり見た感じだと、満足度に対して関心が高い項目がほとんどであり、政策が’市民のニーズを解消していないように感じた。また、移住関係の項目に対して住んでる人に満足度を聞いてもほしいアンケート結果が得られないためアンケート方法を検討したほうがいいと思う。
政策も市民が効果を実感するように活動を変えないと満足度は感じられずに「普通3」
になり人口動態の改善につながらないと考えられる。
政策のアピールをもっと対外的にすることが課題なのかなと思う。
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